●Sibelius 5 新機能
 

2007年6月7日、Sibelius SoftwareはSibelius 5英語版を発表しました。
作編曲、教育、そして音楽を楽しむためのツールとしてより強化されたヴァージョンとなり、次のような新機能が追加されています。

なお日本語版は、2008年1月発売予定、10/15以降でSibelius 4日本語版をご購入のお客様は無償アップグレード対象となります。
アイデア・ハブ
 

曲の一部をモチーフとして再利用、または既存の「アイデア」を活用する機能。スコア内のモチーフを「キャプチャ」し、ライブラリやスコアファイルに独自の「アイデア」ファイルとして保存。また、ジャズからクラシックまで幅広いジャンルの「アイディア」が2,000以上用意されています。作曲の授業などに活用できます。

各「アイデア」には音部記号、拍子記号、調号、調性、テンポ、キーワードといった曲情報を追加することができ、各楽器の音域や移調に合わせて貼り付けることができます。作曲を学ぶ生徒、新しいジャンルの作曲を試みるミュージシャンに最適な機能です。

新しい音色と再生機能(150+ 高品質ビルドインサウンド)
 

Sibelius Sounds Essentialsを標準装備。150以上のピッチつきサウンドと数百種類のパーカッションサウンド、オーケストラ、ロック&ポップ、ジャズ、マーチングバンド楽器、プラス全GMセットをカバーしています。有名なGarritan Personal Orchestra、Garritan Jazz & Big Band、Garritan Concert & Marching Band、M-Audio Session、そしてTapspace Virtual Drumlineなど、高品質な再生、オーディオファイル、CDの作成に必要なものがセレクトされています。Sibelius Sounds EssentialsはKontakt Player 2を使用し、最新のより改善されたパフォーマンスで再生されます。今までのSibelius Sounds Sibelius Editionも使え、エフェクトもビルトインされています。また、アーティキュレーション、ライン、トレモロ、シンボルなどの再生を微調整することができます。常にベストサウンドを選択するような革命的な機能「SoundWorld™」も新しく装備されました。オーディオファイルとしての録音パフォーマンスも向上しています。


<Kontakt Player 2>

 

VST & Audio Units対応
 
 
VST (Windows、Mac)とAudio Units (Macのみ) は高品質サウンドの為の規格で、多くのメーカーの様々な楽器音色:世界的に有名なEastWest Quantum Leap Symphonic Orchestra、Vienna Symphonic Library、Synful Orchestra、他多くのサウンドを再生します。また、Kontakt Player 2 やKontakt 2 フォーマットサウンドに加え、高質なリバーブ、EQ、フィルターのようなエフェクト、異なるVSTもしくはAudio Unitサウンドやエフェクトを同時に使用できます。
ミキサー
 
 
ミキサー画面は新しい機能を備え、コンパクトな横型に再デザインされ、またVST、Audio Unit楽器やエフェクト、マスターボリュームコントロール用の特別にフェーダーがつきました。また楽器群のボリュームやパンを一度にコントロールすることもできます。M-Audioのキーボード上のフェーダーとトランスポートボタンを使ってSibeliusの再生をコントロールすることができます。
サウンドライブラリ
 
 
World Music New!
キューバンパーカッションや太鼓アンサンブルを含む様々な世界の楽器音色集

Choral New!
ソプラノ、アルト、テノール、バスのソロやアンサンブル音色他、オルガンやピアノ音色集

Rock & Pop
ジャズ、ギター、キーボード、ドラム幅広い種類の楽器ロックやポップス用の音色集


その他サウンドライブラリ
Tapspace Virtual Drumline: マーチングバンド用ピッチ/ノンピッチパーカッションサウンド
Garritan Personal Orchestra: オーケストラサウンド
Garritan Concert & Marching Band: 木管/金管/パーカッションサウンド
Garritan Jazz and Big Band: 50以上のジャズ/ビッグバンド用楽器

(各サウンドライブラリの国内価格、発売時期は未定です)
パノラマ
 

レイアウト画面でみるのではなく、横スクロール表示する機能が備わりました。「譜表にフォーカス」の機能とあわせると更に便利です。 譜表の分割やページレイアウトを気にすることなく曲の流れを見ることができ、譜表を見渡すのも簡単です。

マジックマージン
 
 
パノラマ表示モードにすると、音部記号、楽器名、調号が半透明で表示されます。楽器や調が変わればマジックマージン表示も同時に変ります。

インスタント・キュー
 

レイアウト画面でみるのではなく、横スクロール表示する機能が備わりました。「譜表にフォーカス」の機能とあわせると更に便利です。 譜表の分割やページレイアウトを気にすることなく曲の流れを見ることができ、譜表を見渡すのも簡単です。

さらには強弱やアーティキュレーションをキューフレーズに含むかどうかなど、細かいカスタマイズもできます。

楽器変更
 

「楽器の変更」のコマンドを加えるのみで、同譜表で楽器の自動変更ができます。楽器名、音部記号、音色、移調、譜表タイプも必要に応じて変更します。

レイアウト機能の向上
 

1. 空白ページの挿入
空白のページをいつでもどこでも数回のクリックで挿入可能になり、タイトルページの作成演奏指示などに活用できます。テキストやグラフィックの追加も可能です。(パート譜も同様)

2. ページごとに異なるマージン(余白)の作成
タイトルや著作権テキストに必要な余白を設けることができます。パート譜用の余白も設定できます。

3. ハウススタイル
デフォルト以外のテキストスタイル、ラインタイプ、符頭タイプ、シンボルを作成できます。

4. 小節番号・ページ番号・リハーサルマーク
小節番号、ページ番号、リハーサルマークの番号を特殊なフォーマットで対応。8小節ごとに小節番号表示といったように微調整が可能です。


<繰り返し再生分をカウントした小節番号表示>

その他パワーツール
 


  追加フォントReprise™: Sibelius 5に新しく追加された手書きシミュレーションフォント。
 
音名つきの音符フォント: 学習者に最適な「Opus Note Names」

コード記号用の新フォント:Opus Chords Sans、Opus Chords Sans Condensed

機能分析:新しいOpus Function Symbols フォントやテキストスタイルを使用してSibelius 5で機能分析を書くことができます。音楽学者や生徒向けです。

 
古楽とアバンギャルド: 古楽、または近代の楽譜用に、200以上もの特殊な音楽シンボルが用意されています。プロラツィオ、バッハの装飾、クラスターなど。

歌詞の自動貼り付け: テキストファイルから歌詞をスコアに自動的に音節に分けてタイプできる機能です。

 

プラグイン
 
 
プラグインのアンドゥができるようになり、毎回保存することなくプラグインを実行できます。 プラグインのためのマニュスクリプト言語は連音符、オブジェクトの削除、符頭、小節番号、キューサイズオブジェクト、空白ページ、タイムポジション、スコアの長さ、歌詞の音節(シラバス)等をサポートし、次のような新規プラグインを追加し100以上に増え、よりパワーアップいたしました。

連音符: 分割、統合、修正できる連音符
(例)2つの3連符を6連符に変換、また6連符を5連符に

記譜の簡略化: 音価やスプリットポイント、ヴォイシングを調整し、フレキシタイムやMIDI入力の楽譜を整頓します。

映画音楽: テンポを調節することでパッセージをある時間(長さ)にはめ込んだり、すべてのヒットポイント位置をリズム形式(ビートの位置など)で表示したりすることが出来ます。

スケールの変換: フレーズを別のスケールのフレーズに変換する機能です。
(例)短調からペンタトニックスケール



注:本文の用語や名称は変更される可能性がございます。

動作環境
 

Windows
Sibelius 5: Windows XP SP2またはWindows VISTA、ハードディスク空き容量350 MB、512MB以上のRAM推奨、DVD-ROMドライブ

Sibelius Sounds Essentials & Kontakt Player 2使用時は、ハードディスク空き容量 計3.5 GB、1 GB以上のトータルRAM推奨、ASIO互換サウンドカード推奨

Mac
ユニバーサルバイナリ対応
Sibelius 5: Mac OSX.4以降, ハードディスク空き容量350 MB、512 MB以上のRAM推奨、DVD-ROMドライブ

Sibelius Sounds Essentials & Kontakt 2使用時は、ハードディスク空き容量 計3.5 GB、1 GB以上のトータルRAM推奨、G5もしくはインテル・プロセッサー推奨